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会告 2005年終了分 催し物のご案内、執筆規程、当会刊行物のご案内などを掲載しております。
ご不明な点は、日本建築仕上学会・事務局までお問い合せ下さい。

ここから下の項目の見学会・セミナーは終了しています。

 会 告 | 学術委員会・企画事業委員会

 セミナー 「アスベスト こうすれば恐くない」 開催のご案内

このセミナーは定員に達しましたので締め切りにさせていただきました。

 アスベスト(石綿)による肺ガンや中皮腫等の重篤な健康障害の発生は、マスコミ等でも何度も取り上げられており、今や社会的にも大きな問題となりつつあります。
 ラテン語で「不変」を意味するアスベストは安価で便利な素材として、断熱材、耐火材、吸音材、混合用繊維材などとして広く使われてきました。アスベストが健康に及ぼす影響については古くから指摘されていた問題であり、1970年代からは段階的な規制強化が行われ、2008年には全面禁止が予定されています。
建築分野では、アスベストの使用が禁止されたと言っても、既存ストックに大量のアスベストが残されていることから、今後の居住環境での使用と安全性評価、補修や解体工事における安全性の確保が、重大な責務として残されることとなります。
 建設に携わる者として、現在、最も強く求められているのはアスベストについていたずらに危険性を煽ることではなく、過剰でもまた寡少でもない正確で的確な情報を持つことであり、それに根ざした適切な対処法によってはアスベストのリスクを消去もしくは軽減することも可能でしょう。
 本セミナーでは、アスベストに関する現時点での最新情報もとに、その問題点を明確にし、「こうすればアスベストは恐くない」、すなわち、アスベストを攻略する方法をともに考えようとするものです。
 セミナーの趣旨をご理解の上、多数のご参加をお願いいたします。

  記

開催日時:平成17年12月14日(水) 13:30〜17:00
会  場:建築会館 302・303会議室
     東京都港区芝5-26-20
交  通:JR 「田町」駅、都営浅草線 「三田」駅、下車
参加 費:5,000円(テキスト代を含む)
定  員:50名 (本会会員のみご参加いただけます。定員になり次第締め切ります)

プログラム(予定)
 1.開会挨拶            学術委員長 遊佐秀逸(ベターリビング)
 2.建築の安全と廃棄物       菊池雅史(明治大学)
 3.アスベストの危険性       高橋泰一(DEMB総合研究所)
 4.アスベスト新法         本橋健司(建築研究所)
 5.アスベストこうすれば恐くない  安達和男(日本設計)
 6.閉会挨拶            企画事業委員長 杉本賢司(大成建設)

申込み方法:
 日本建築仕上学会 事務局宛にFAXまたはE-mailでお申し込み下さい。
 FAX 03-3798-4922
 E-mail shiage@finex.jp

問い合わせ先:
 日本建築仕上学会 事務局
 TEL 03-3798-4921

セミナー 「アスベスト こうすれば恐くない」 
参加申込み 記入項目
氏  名:
会員番号:
会社 名:
所  属:
連絡先住所:
〒   ‐
電話   ‐    ‐
FAX    ‐    ‐
E-mail:      

 

事務局 2005.10.24/11.24

 会 告 | 学術委員会
 「建築用アルミニウム合金材料 焼付け塗装標準仕様書」 講習会開催のご案内

 施工現場で実施される汎用的な塗装仕様に対しては、日本建築学会「JASS18 塗装工事」などにおいて、適用する塗料やその塗装工程が明確に標準化されています。
一方、素地の保護(防食)と意匠性の向上を目的として、アルミニウム合金をはじめとする建築用金属材料には、一般に陽極酸化処理や焼付け塗装が採用されていますが、これらについては標準的な仕様が定められていないため、製造あるいは施工の現場で品質や管理面において判断に迷う場面や不具合の発生が少なからず見受けられます。
 このような状況から、建築用金属材料に適用される焼付け塗装に対する標準仕様の作成は急務であることから、本会ではこのほど新たに「建築用アルミニウム合金材料 焼付け塗装標準仕様書・同解説」を制定・刊行することと致しました。
本仕様書は現状で一般的に採用されている建築用アルミニウム合金材料に対する焼付け塗装仕様を分類整理して、素地調整(前処理)と塗装工程をとりまとめ、使用する塗料の品質を確保するための材料規格を付録として提案したものです。
 「焼付け塗装標準仕様」をわかりやすく解説する標記講習会を開催することと致しましたので、関係各位のご参加をお願い致します。                          

 開催日時:東京 平成17年11月29日(火) 13:30〜17:00
      大阪 平成17年12月 3日(土) 13:30〜17:00
 会  場:東京  日本教育会館 一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
(地図 http://www.jec.or.jp/koutuu/)
      大阪  此花会館(大阪市此花区西九条5-4-24)
(地図 http://homepage.mac.com/mac_energy/baikaden.html)
 参 加 費:8,000円(テキスト代を含む)
 定  員:東京会場 70名 大阪会場 100名(定員になり次第締め切ります)

 プログラム(予定)
 1.開会挨拶
 2.背景と概要         東京・大阪  近藤照夫(ものつくり大学)
 3.塗装一般・素地と素地調整  東京会場   後藤善光((株)マルシン)
                 大阪会場   中野義信(宮越工芸(株))
 4.標準塗装仕様・材料規格   東京会場   河合 義久(日本ペイント(株))
                 大阪会場   寺尾 修(大日本塗料(株))
 5.環境規制・海外動向     東京・大阪  岩下昌彦(アルケマ(株))
 6.まとめ           東京・大阪  近藤照夫(前掲)
 7.閉会挨拶

 申込み方法:日本建築仕上学会 事務局宛にFAXまたはE-mailでお申込み下さい。

 FAX:03‐3798‐4922
 E-mail:shiage@finex.jp

 問合せ先:日本建築仕上学会 事務局
 TEL:03‐3798‐4921

講習会 「建築用アルミニウム合金材料 焼付け塗装標準仕様書」
参加申込み 記入項目
参加希望会場:< >東京会場 < >大阪会場
 (何れかにチェックを)
氏  名:
会員番号:
会社 名:
所  属:
連絡先住所:
〒   ‐
電話   ‐    ‐
FAX    ‐    ‐
E-mail:       

事務局 2005.10.29

 会 告 | 企画事業委員会
日本建築仕上学会 第16回海外仕上調査団の募集
― インド建築の魅力を訪ねて ―

 日本建築仕上学会の第16回海外仕上調査は、待望のインドに決まりました。すでにインドネシア(ボロブドール/第6回)、カンボジア(アンコールワット/第11回)、スリランカ(アヌラダプーラ/第14回)など、インド文化の影響を受けた近隣諸国の視察を終え、初めてその源流文化探査の機会が訪れたことになります。
インドは近年、IT技術を中心として経済の発展が著しく、世界の注目を浴びています。また中国と並ぶアジアの大国であり、5,000年の歴史と仏教を始めとする独自の文化の発生の地として、我国にも大きな影響を与えてきました。
今回のツアーでは、現代インドを支えている人々の活力や、独自の風土・空間をつぶさに体感することと、アジアの建築文化の原点を探ることを目的に、6つの世界遺産を含む5ヶ所の代表的な地点を巡り、インドの風土・色彩や、建築の魅力を求める旅にしたいと思っています。

 初めに訪ねる首都デリーでは、世界遺産に指定されているクトウプミナール記念塔、ムガール朝のファユーン廟などを訪れます。また、混沌としたインド文化や活気に満ちた都市空間が感得できるものと思われます。
 次に訪れるベナレスでは、ヒンズー教の聖地である市内を散策するとともに、ガンジス川での沐浴や人々の祈りを通して、インドの人々の原点をかいま見ることもできましょう。また、近郊のサルナートでは、ブッダが初説法を行ったとされる所に建つダメーフ・ストゥーパの視察や、考古学博物館の見学も予定されています。
 第三の訪問地はインドを代表する世界遺産の1つであるカジュラホです。20を超すヒンズー寺院やジャイナ教寺院が建ち並び、官能美あふれる彫刻群があることで有名です。
 第四の訪問地はアグラです。世界遺産のアーグラー城と世界で最も美しい建築の1つであるといわれるタージマハールを訪れます。また近郊のファテエプール・シクリ遺跡も訪れます。インド建築の迫力と造形美を十分堪能して下さい。
 第五の訪問地はジャイプールです。風の宮殿、天文台、シティパレスなどユニークな建築が見所です。またアンベール城での象に乗っての見学も思い出に残るでしょう。

 今回は9日間とツアーの期間が長くなりますが、初めてインドを訪れる方々には、インドのエッセンスを学ぶ有意義なコースとなっています。
 インド建築の魅力を求めて、多くの皆様が参加されることを期待しています。

団長  高橋 泰一(DEMB総合研究所)

訪問先 : デリー、ベナレス、カジュラホ、アグラ、ジャイブール
開催日 : 2005年11月15日(火)?11月23日(水)、8泊9日(機中1泊)
旅行費用: 189,000円(食付、1人部屋追加35,000円)
旅 程 : 11月15日(火) 成田発(11:00) → デリー着(17:30)
         16日(水) デリー市内視察、デリー → ベナレス
         17日(木) サルナート、ベナレス
         18日(金) ベナレス市内視察、ベナレス → カジュラホ
         19日(土) カジュラホ遺跡群視察、カジュラホ → アグラ
         20日(日) アグラ市内視察、ファティーブルシクリ遺跡視察
                アグラ → ジャイブール
         21日(月) ジャイブール市内視察
         22日(火) ジャイブール → デリー、デリー発(19:55)
         23日(水) 成田着(6:45)

募集人数:15名
申込方法:下記事項をご記入の上、早めにお申し込み下さい。
1)氏名  2)会員番号 3)所属
4)連絡先
(住所、Tel・Fax、メールアドレス)

申込み先:日本建築仕上学会事務局
 TEL.03-3798-4921
 FAX.03-3798-4922
 Mail=shiage@finex.jp
申込〆切:2005年10月3日
インド査証(ビザ)が必要のため、早めにお申し込み下さい。
旅行企画:日本建築仕上学会 企画事業委員会
旅行主催:クラブツーリズム(株)

事務局 2005.09.01

 会 告 | 大会実行委員会
日本建築仕上学会2005年大会学術講演会(第16回研究発表会) 開催のご案内
 <研究発表申込書

→2005年大会学術講演会スケージュール-更新 '05.8/26

 2005年大会学術講演会を下記の要領で開催いたします。
 会員の皆様には、発表論文の応募、大会への参加に、積極的に御協力の程、お願いいたします。

開催日時:2005年10月20日(木)〜10月21日(金)
      いずれも9時30分〜18時(予定)
・開催場所:東京大学(本郷) 山上会館(→案内図) 大会議室
・交  通:地下鉄・丸の内線「本郷三丁目」、南北線「東大前」下車
      JR「御茶ノ水」、「上野」からスクールバス「東大病院前」下車
・発表申込み締切:2005年5月30日(月)17時
・発表論文提出締切:2005年7月4日(月)17時
・講演発表者:本会会員に限る。
 なお、発表申込み及び発表論文提出に際しては、研究発表論文応募規定並びに研究発表執筆要領をご参照ください。

 研究発表論文応募規程

1.内  容 応募論文は、建築仕上げに関する最近の研究成果、工事記録、統計資料、調査結果等をまとめたもの。なお、応募論文は未発表のものとするが、本会学術研究事業で、成果等を既に機関誌または報告書で発表したもの、並びに他学会論文集等に発表したもので、特に建築の仕上げに関連の深いものはこの限りでない。
2.発表資格 講演発表者は本会会員とする。ただし、共同発表者は非会員でも可とする。
3.応募方法 研究発表の申込みは、所定の研究発表申込書の提出をもって受け付ける。研究発表申込書の提出は郵送、ファックスあるいはE-mailのいずれかによる。
発表論文は、(1) 紙面投稿(印刷版下となる鮮明なプリント原稿の郵送)あるいは、(2) 電子投稿(Adobe Acrobatを用いて変換したPDFファイルのインターネットによる投稿)のいずれかとする。
4.提 出 先 日本建築仕上学会 大会論文係
〒108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館6F 
電話:03-3798-4921 FAX:03-3798-4922

E-mail=shiage@finex.jp
5.提出期限 研究発表申込書の提出締切→2005年5月30日(月)17時
発表論文の提出締切   →2005年7月4日(月)17時

※いずれも郵送の場合は同日の消印有効
6.発表方法 発表は会場に設置されたオーバー・ヘッド・プロジェクタ(OHP)、あるいはデジタル・プロジェクタを用いた口頭発表とする。
なお、デジタル・プロジェクタによる発表希望者には、詳細を追って通知する。
7.採  否

研究発表申込書及び発表論文の採否は、大会実行委員会が決定する。
次の条項等に照らし、大会学術講演会の発表内容として不適当と認められるものは採択しない。

a.同一または類似の研究発表が既に行われているもの。ただし、既発表の研究内容を前進させたものはこの限りではない。
b.内容が商業宣伝に偏したもの(商品名の使用は不可)。
c.応募規程に反するもの。
d.論文に記した説明が著しく不十分なもの。
e.論文の論旨が不明確なもの。

8.費  用 発表登録費及び大会参加費は、表1による。
数題にわたって応募する場合も発表登録費は1題ごとに徴収する。
表-1 発表登録費および大会参加費

種 別

発表登録費

参 加 費

論文集頒布費

正 会 員

3,000円/1題

1,000円

(4,000円※)

準 会 員

3,000円/1題

無料

(3,000円※)

非 会 員

4,000円

6,000円
※ 全会員に無料配布されますので、これは追加希望者向けの参考価格です。
9.論 文 集 研究発表論文集は、大会開催前に全会員に無料配布する。
10.著作権 研究発表論文集に掲載された研究発表論文の著作権は著者が有するものとし、本会は出版権をもつものとする。
 研究発表梗概執筆要領 <→●論文フォーマット(Microsoft Word)>ダウンロード

1.用紙サイズはA4で、4ページ横書きとする。
2.原稿は、論文作成例に従い原則として20字×40行、横書き2段組に最も近い書式で作成する。
  記述スペースおよび余白には特に注意する。
3.図表などは適当と思われる場所に書き込むか、またはトレーシングペーパーなどに書いて貼り込む。
  図および表をコピーして貼り付ける場合は、本文と同等の濃さのものを使用し、また、コピーを縮小して貼り付ける場合は、文字などの大きさが小さくならないように配慮する。
4.写真を用いる場合は、モノクロームで鮮明な印画紙を直接原稿に貼り付ける。カラーの場合はコピーにより鮮明度を確認して使用する。
5.論文作成例を参照の上、第1ページ目の最上部には、タイトル及び発表者名をレイアウトする。
  なお、タイトルはセンタリングし、講演発表者の左側には○印を付す。
  また、第1ページの最下段には、タイトルと発表者名を英語10ptで表記する。
  さらに、最終ページの最下部に、発表者の所属を日本語と英語で記載する。
6.原稿をそのままオフセット印刷するので、原稿は鮮明で読みやすいように作成する。
7.ページ付けは裏面に鉛筆で記す。なお印刷時に、本会において全編通しでページ付けを行う。
8.提出された原稿及び写真は返却しない。

FINEX 2005.03-04

 会 告 | 総務・財務委員会 学会賞・奨励賞選考委員会
平成17年度通常総会および学会賞授賞式開催のご案内

 下記により、平成17年度通常総会および学会賞授賞式を開催いたします。
 会員諸兄 多数のご出席をお願い申し上げます。

- -

開催日:平成17年5月18日(水) 15時〜17時
場 所:建築会館ホール(拡大図)
    東京都港区芝5-26-20
    JR 田町駅 都営浅草線 三田駅 下車徒歩5分

I.通常総会(15:00〜15:40)
  (予定議案)
 第1号議案 平成16年度事業報告
 第2号議案 平成16年度収支決算報告
        監査報告
 第3号議案 平成17年度事業計画案
 第4号議案 平成17年度予算計画案
 第5号議案 会則改定案

II.学会賞授賞式(15:50〜17:00)
 学会賞・奨励賞選考委員会 委員長報告
 各賞授賞式
 記念写真撮影

III.懇親会 (17:10〜18:30)
 総会・授賞式の終了後、同会場におきまして懇親会を開催いたします。
 多数のご参加をお待ちしております。

FINEX 2005.03-04

 会 告 | 企画事業委員会
第35回 日本建築仕上学会 見学会のご案内

 第35回見学会は、歴史的建築物の保存と開発との両立を目指して東京都が創設した「重要文化財特別型特定街区制度」の適用を受け、重要文化財である三井本館を保存しながら建設が進められている超高層複合ビル「(仮称)室町三井新館」の見学です。

見学会 開催要領

名 称:第35回 日本建築仕上学会 見学会

場 所:(仮称)室町三井新館新築工事

 国の重要文化財である三井本館は、1929年に竣工した歴史的建造物である。この三井本館を壊すことなく一体となった隣接地を開発するために適応された制度が、「重要文化財特別型特定街区制度」で、このプロジェクトをきっかけに創設されたものである。保存か開発かという二律背反でなく都市の資産を継承しつつ、開発を行なう道をこのプロジェクトは切り開いた。

概 要:主要用途/事務所、ホテル、店舗
    発注/三井不動産(株)、(株)千疋屋総本店
    設計/(株)日本設計
    デザインアーキテクト/シーザーペリ&アソシエーツ・ジャパン
    階数/地下4階、地上38階
    延床面積/130,752?

日 時:平成17年4月21日(木) 15時〜17時

集 合:現地集合・現地解散
     (14:50までに現場北側現場事務所入り口付近に集合)
    所在地:東京都中央区日本橋室町2-1-1
   最寄り駅
    東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅 直結
    JR「新日本橋」駅 直結
    東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄浅草線「日本橋」駅 徒歩5分
    JR「東京」駅 徒歩8分

定 員:20名 (定員になり次第締め切らせて頂きます)

参加費:1,000円/1名 (見学会実費のみ。交通費等は含まれておりません)

※定員になりましたので募集を締めきらさせていただきました。3/31

申込み方法:下記の必要事項をご記入のうえ、FAXまたはE-mailにて、日本建築仕上学会 事務局宛にお申し込みください。
・氏名    ・会員番号
・所属    ・連絡先住所
・電話    ・ファクシミリ
・E-mail Add

問い合わせ先:
 日本建築仕上学会 事務局
 TEL 03-3798-4921
 FAX 03-3798-4922
 E-mail 
info@finex.jp

2005.3.16.事務局

 会 告 | 建築仕上環境フォーラム運営委員会
第4回「建築仕上環境フォーラム」のご案内

建築仕上環境フォーラム運営委員会
委員長 友澤 史紀
(本会名誉会長、日本大学教授)

 建築仕上げに関わる材料は、その原料使用面で多くの副産物を利用するなど資源循環に寄与してきたといえますが、建築物の解体・廃棄時には、未だその多くが混合廃棄物として処理されており、循環型社会の構築を図るうえから、その廃棄物の発生抑制・適正処分および再資源化が強く求められ、今後ますます大きな課題になるものと考えられます。
 セメント、コンクリート、プラスチック建材、石膏ボード、木質系建材、ALC、板ガラス、グラスウール、タイル等々、それぞれの業界では種々検討が進められていますが、一業界・一メーカー・仕上業関係者のみにより、これらに関する対応のあり方を追求することは困難であり、建築の設計・生産、廃棄リサイクル関係業界、関連行政機関、研究・教育機関、その他の関係者を含め、産・官・学が一体となって解決策および将来の展望を見出すことが強く求められていると考えられます。
 以上のような観点から、本会では、これらのすべての関係者が集い合って横断的な情報の交換と共有を行い、問題の所在の発見と問題解決の方策の開発を行うことを目的として、建築仕上環境フォーラムを設立しました。第1回建築仕上環境フォーラムは、2004年1月に東京大学山上会館において開催しており、建築材料に関わる全般的な課題について検討を行いました。第2回は、大規模構造物における仕上材の問題に焦点を当て、仕上材リサイクルの全般的な課題や、ガラス、ALC、塩化ビニル樹脂などの事例における具体的な問題点の掘り下げ検討を行いました。第3回は、戸建住宅における仕上材の問題ならびに新製品等の開発事例に焦点を当てることとし、主として窯業系外装材、木質材料などの課題、新しい解体技術ならびに構造体のリユース技術などの紹介を通じて、仕上材が抱えるリサイクルの様々な問題点を明らかにし、今後の「リサイクル」、「再資源化」などの方向について議論を深めました。各回ともに、フォーラム討論での討議も含め、設計、建築生産、行政、廃棄・リサイクル業等の実務者を中心としたに多数のご参加を得て、盛会のうちに終えております。(第3回の詳細につきましては、FINEX Vol.16,No.97 46ページをご参照下さい)
 本フォーラムでは、「建設混合廃棄物の発生抑制・適正処分」、「再資源化」に関する問題を中心に、有識者・実践者にその現状と課題をご提起いただくとともに、参加者全員による活発な意見交換・情報交換を通じて、新しいアイデア、異業種協力、新材料開発、新設計ディテール開発など、多くの果実が生まれることが期待されています。
 「第4回 建築仕上環境フォーラム」では、具体的なテーマとして、経済産業省におけるリサイクルガイドラインの概要紹介、戸建住宅における構成材料の効率の良いリサイクルの事例、既存鉄骨構造物の大部分を再資源化した取り組み事例などを挙げ、建築仕上材が抱える課題や、今後の「リサイクル」に関する方向性についてさらに議論を深めることとしております。
 本フォーラムの趣旨をご理解のうえ、多数のご参加をお願い致します。

開催日時:平成17年2月16日 (水) 13:30〜17:00
     17:00〜 同所にて情報交換会(懇親会)を開催します。

会  場:東京大学(本郷) 山上会館(→案内図) 大会議室
     
交  通:地下鉄 丸ノ内線「本郷三丁目」、南北線「東大前」下車
     JR「御茶ノ水」、「上野」からスクールバス「東大病院前」下車

参 加 費:日本建築仕上学会 
会員 5,000円   会員外 10,000円
    (情報交換会参加費を含む。別途、資料代の実費が必要となります)
    ※ 参加費は当日受付でお支払い下さい。

定  員:90名(定員になり次第締め切ります)

■プログラム
1.開会挨拶
 日本大学 友澤 史紀(建築仕上環境フォーラム運営委員長)
13:30〜13:40
2.第3回フォーラムの概要報告
 東京大学大学院 鈴木香菜子
13:40〜13:55
3.フォーラム講演
 基調講演:「経済産業省の示すリサイクルガイドライン」
 経済産業省 橋本 千晃 
13:55〜14:25
 講  演:             
 ・「パーティクルボードにおける未利用木材の利用実態」
   日本繊維板工業会 山崎 和彦
 ・「石膏ボードのリサイクルの現状と課題」
   吉野石膏(株) 西 美知男
 ・「スキードームザウス解体工事において発生した断熱材の再資源化」
   鹿島建設(株) 河野 雄一郎
14:25〜14:50

14:50〜15:15

15:15〜15:40
− 休憩 − 15:40〜15:55
4.フォーラム討論
 パネラー :東京大学大学院 清家 剛
 司会・進行:東京都立大学大学院 田村 雅紀
15:55〜16:50
5.閉会挨拶 (独)建築研究所 本橋 健司 16:50〜17:00
 総合司会・進行:明治大学 福田 俊之
 記録:東京大学大学院 北垣 亮馬
※引き続き、同所において情報交換会(懇親会)を開催します。

申込み方法:日本建築仕上学会事務局宛に下記事項を明記の上、FAXまたはE-mailでお申し込み下さい。
FAX 03-3798-4922 E-mail shiage@finex.jp

問い合わせ先:日本建築仕上学会 事務局  TEL 03-3798-4921
第4回「建築仕上環境フォーラム」 参加申込書

氏名: 会員番号:

勤務先:

所属:

連絡先住所:〒

電話:                   FAX:

E-mail:

事務局 2004.12.09

 会 告 | 学会賞・奨励賞選考委員会
2005年日本建築仕上学会 優秀修士論文奨励賞 ならびに 学生研究奨励賞 候補論文の募集

 日本建築仕上学会では、毎年、大学・短大・高専における建築仕上げに関連する優秀な修士論文並びに卒業研究に対して「優秀修士論文奨励賞」並びに「学生研究奨励賞」を贈り、これを表彰しています。
 本年は下記の要領で、候補論文を募集致しますので、応募要項をご参照の上、2005年1月24日(月)までに必要な資料をご提出下さい。

2004年9月 日本建築仕上学会 会長 菊池雅史

  応募要項

1.応募資格
  本会準会員とする。
  (未入会の方は、応募時にご入会下さい)
  推薦者は本会個人正会員とする。

2.選考の対象
  該当年度に報告された建築仕上げに関連する修士論文及び卒業研究論文を対象とする。

3.提出書類
 1)論文概要 2部
   概要の書式は大会学術講演会「研究発表梗概執筆要領」に準ずる。(FINEX 2004年3/4月号・7頁参照)
   論文概要には研究題目、著者名、学校名を記載し、修士論文は4枚、卒業研究論文は2枚にまとめる。サイズはA4とする。 
 2)指導教員の推薦書 1部
   本誌に掲載した様式で、これのコピーでも可(A4サイズ)。
   推薦は教員1名について、修士論文、卒業研究論文のそれぞれ1編を限度とする。
 3)必要に応じて本論文の提出を求めることがある。

4.資料の提出先
 1)提出先(問い合わせ先):
   「日本建築仕上学会 奨励賞」係
    〒108-0014
    東京都港区芝5-26-20 建築会館6F
    電話:03-3798-4921 FAX:03-3798-4922
      E-mail shiage@finex.jp
 2)提出締切日 2005年1月24日(月)必着のこと。
 3)提出書類は原則として返却しない。 

5.選考
   応募論文は、日本建築仕上学会 学会賞・奨励賞選考委員会が選考する。

6.表彰
 1)「優秀修士論文奨励賞」または「学生研究奨励賞」の賞状を授与する。
 2)表彰は、卒業式・修了式において各学校にて行う。
 3)表彰論文は研究題目、著者、指導教員および研究概要等を機関誌に公表する。

7.その他
 1)受賞した論文は、本会の大会学術講演会で発表することを原則とする。
 2)当該論文が委託研究の場合は、委託先の許可を得ること。

FINEX 2004.09-10

 会 告 | 学会賞・奨励賞選考委員会
2005年日本建築仕上学会 学会賞 候補者応募推薦について

 日本建築仕上学会では、建築全般に関する仕上げ分野の進歩発展を図るとともに、広く建築界の発展と公共の福祉に貢献するために、建築仕上げに関する表彰制度を設け、極めて顕著な業績に対して、毎年、表彰しています。
 本年は下記の要領で、日本建築仕上学会の学会賞候補者を公募致しますので、応募要項をご参照の上、2004年11月26日(金)までに、候補推薦書および審査に必要な資料を提出して下さい。

2004年9月  日本建築仕上学会 会長 菊池雅史

応募要項

1.学会賞の種類
 1)功績賞:建築仕上げの発展に顕著な功績を挙げた個人に授与する。
 2)論文賞:近年中、建築仕上げに関する独創的かつ極めて優れた学術論文を発表し、建築界において高い評価を受けた者に授与する。原則として本会会員とする。
 3)作品賞:近年中に竣工した建築作品において、社会的、文化的見地から極めて高い水準が認められ、作品全体および建築仕上げの面から、学術・芸術・技術の総合的発展に寄与する優れた作品に授与する。受賞者は設計者ならびにその作品で極めて優秀な施工品質を確保した施工者(施工者が複数の場合にはその代表者となる施工者)とする。また、その作品が特定の建築仕上げで特に優れた技術・技能を発揮した工事がある場合には、工事担当者(複数の場合にはその責任者)に授与する。原則として本会会員とする。
 4)技術賞:近年中に、建築仕上げに関する独創的かつ極めて優れた技術上の業績を挙げた者に授与する。原則として本会会員とする。
 5)技能賞:建築仕上げの技能に関する分野において、極めて優れた技能、技術あるいは知識を有する者に授与する。原則として本会正会員(個人または法人)、または賛助会員に10年以上所属する者とする。
 6)論文奨励賞:近年中に、建築仕上げに関して独創的かつ優れた学術論文を発表しており、かつ、その将来性を建築界から期待される者に授与する。原則として本会会員とする。


2.審査対象
 1)本会会員が推薦したもの。
 2)本会の各常設委員会が推薦したもの。
 3)研究機関・団体および職場が推薦または応募したもの。

3.審査に必要な資料
 1) 推薦書(本誌に掲載した本会所定の様式で、これのコピーでも可、A4サイズ)
 2) 業績を詳しく説明する資料(業績説明書・職務経歴書など:形式は任意とする)
    なお、審査の必要上、更に詳細な資料の提出を求めることがある。
 3) 資料は下記宛に、11月26日(金)までに提出する。
   提出先(問い合わせ先):
   「日本建築仕上学会 学会賞」係
    〒108-0014
    東京都港区芝5-26-20 建築会館6F
    電話:03-3798-4921 FAX:03-3798-4922
    E-mail shiage@finex.jp
 4) 資料の製作費、その送料等は推薦または応募するものの負担とする。

4.資料の取扱い
 1)資料の返却を希望する場合には提出時に申し出る。

5.その他
 1) 各賞とも該当する業績がなければ、表彰しないことがある。
 2) 各賞に重複して応募することはできない。
以上

FINEX 2004.09-10