会員情報 | (一社)日本非破壊検査協会 RC構造物の非破壊試験部門 |
2022年度第1回 鉄筋コンクリート構造物の非破壊試験部門
「極限劣化構造物の保存とアーカイブス化のための非破壊検査技術とは?」
ミニシンポジウム |
後 援:(公社)日本コンクリート工学会、(公社)土木学会
(一社)セメント協会、(一社)日本建築学会
日本建築仕上学会 |
表題の極限劣化構造物は端島(軍艦島)構造物群を意味します。右図にありますように,1916年に竣工された30号棟は崩落の進行が著しい状況にあります。このような極限劣化構造物は保存できるのか,撤去せざるを得ないのか,または他の手法があるのか,そこにはこの分野の技術の貢献できる解は未だに無いかも知れません。
この度,端島にて,オンラインにて,この島の構造物群の保存に向けた現状と今後の課題に対する情報共有のためのシンポジウムを企画させていただくこととなりました。最先端の研究の紹介とともに,島内の実況中継を兼ねた内容となっています。
非破壊検査協会の主催ということで,この壮大なテーマの窓口は非破壊試験を通したものとなりますが,今後多角的な的な視点で「極限劣化構造物の保存とアーカイブス化」を議論する起点になれば幸いと存じます。
奮ってのご参加をお待ちしています。 |
注)このミニシンポジウムでの受信映像や発表資料の保存(画面キャプチャを含む),録音,再配布は原則禁止です。必要な場合は,事前に発表者,ならびに主催者に許可を得てください。 |
日時:2022年4月25日(月) 13時00分〜16時20分
開催方法:Zoomを利用したオンライン講演会
Zoomの使用方法等については参加申込を頂いた方にご案内いたします。
Zoom接続に必要なインターネット環境,PC,マイク*,カメラ* は
参加される方でご準備ください。
* PCに内蔵されている場合は不要です
参加費:
(一社)日本非破壊検査協会 鉄筋コンクリート構造物の非破壊試験部門登録 団体会員
(一社)日本非破壊検査協会 鉄筋コンクリート構造物の非破壊試験部門登録 個人会員
学生 無料
上記以外の方 ¥1,000円
定員:120 名「オンライン開催(運営のため、幹事数名のみ現地から参加)」
参加申込締切日:2022年4月11日(月) |
申込方法:協会ホームページ(https://sciences.jsndi.jp/rebar)からお申し込み下さい。
問い合わせ先:(一社)日本非破壊検査協会 学術課 蒲生
TEL (03)5609-4015, FAX (03)5609-4061, E-mail:gamou@jsndi.or.jp |
プログラム案:
13:00-13:10 開会挨拶 東京理科大学 今本啓一
13:10-13:50 講演1:長崎市役所 本和彦「国史跡端島炭坑跡の整備基本計画」
13:50-14:30 講演2:芝浦工業大学 濱崎仁「歴史的構造物のための非破壊試験」
14:30-15:10 講演3:建築研究所構造研究グループ 向井智久
「30号棟を対象としたGNSSによる長期計測と
損壊後の3Dスキャンから見えてきたこと」
15:10-15:25 休憩
15:25-16:20 島内実況中継視察(点線ルート:下記pdf参照)
16:20 閉会挨拶 日本大学 湯浅昇 |
→詳細はこちら(pdf) |
|
2022.1.18 |
|