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会告 2002年終了分 催し物のご案内、執筆規程、当会刊行物のご案内などを掲載しております。
ご不明な点は、日本建築仕上学会・事務局までお問い合せ下さい。

ここから下の項目は終了しています。

 会 告 | 企画事業委員会
第29回 日本建築仕上学会 見学会のご案内

第29回見学会は、「横浜に新しい街を探ねて」と題して、MM21、大さん橋、赤レンガ倉庫などの街並み見学です。

見学会 開催要領
名称:第29回 日本建築仕上学会 見学会


申込み方法:日本建築仕上学会 事務局宛にFAXまたはE-mailでお申込み下さい。
問い合わせ先:日本建築仕上学会 事務局
 TEL 03-3798-4921
 E-mail shiage@finex.jp

 備考:次回は2003年2月14日前後に、徳島県鳴門市の大塚國際美術館を予定しています。 問い合わせ先:日本建築仕上学会 事務局
 TEL 03-3798-4921
お申し込みはE-mail:shiage@finex.jp

「第29回 日本建築仕上学会 見学会」と明記し
 氏名  :
 会員番号:
 会社名 :
 所属  :
 連絡先住所:〒
 TEL :
 FAX :
 E―mail :
以上の項目を入力して下さい。

場所:? 横浜のシンボル・日本一の超高層ビル

日本一の高さ296m(70階)を誇る横浜ランドマークタワーは、大規模なオフィス・ホテル・ショッピングモールに加え、展望フロアや文化施設など、多彩な機能をもった日本最大級の複合開発です。
 敷地内の旧横浜船渠第2ドック(1896<明治29>年竣工。横浜市歴史的建造物) を建物と一体的に復元し、イベント広場として活用しています。

? 横浜港で最も歴史のある埠頭・大さん橋

1894年の完成後、数度の改修を経て現在に至ります。6月に一部オープンした横浜港大さん橋国際客船ターミナルは、柱がなくゆったりとした開放感にあふれ、海側は床から天井までガラス張りのユニークな空間です。

? 明治/大正の煉瓦造建築の外観はそのままに、旧横浜税関跡の遺構や、旧横浜港駅のプラットホームを保存・活用するなど、歴史と景観に配慮して整備が進められています。

日時:2002年12月18日(水)14時〜
 集合:現地集合・現地解散
  (詳細は参加者へ追ってご連絡いたします)
 定員:20名
  (定員になり次第締め切らせて頂きます)
 参加費:1,000円/1名
  (見学会実費のみ。交通費等は含まれておりません

FINEX 2002.07-08


 会 告 | 学会賞・奨励賞選考委員会
2003年日本建築仕上学会 優秀修士論文奨励賞 ならびに
学生研究奨励賞 候補論文の募集について

日本建築仕上学会では、毎年、大学・短大・高専における建築仕上げに関連する優秀な修士論文ならびに卒業研究に対して「優秀修士論文奨励賞」ならびに「学生研究奨励賞」を贈り、これを表彰しています。
 本年は下記の要領で、候補論文を募集致しますので、応募要項をご参照の上、2003年1月27日(月)までに必要な資料をご提出下さい。

2002年9月 日本建築仕上学会 会長 友澤史紀

応募要項

1.応募資格
  本会準会員とする。
  (未入会の方は、応募時にご入会下さい)
2.選考の対象
  該当年度に報告された建築仕上げに関連する修士論文および卒業研究論文を対象とする。
3.提出書類
 1)論文概要 2部
   概要の書式は大会学術講演会「研究発表梗概執筆要領」に準ずる。(FINEX 2001年5/6月号・5頁参照)
   論文概要には研究題目、著者名、学校名を記載し、修士論文は4枚、卒業研究論文は2枚にまとめる。サイズはA4とする。 
 2)指導教員の推薦書 1部
   本誌に掲載した様式に準ずる。(A4サイズ)
   推薦は教員1名について、修士論文、卒業研究論文のそれぞれ1編を限度とする。
 3)必要に応じて本論文の提出を求めることがある。
4.資料の提出先
 1)提出先(問い合わせ先):
   「日本建築仕上学会 奨励賞」係
    〒108-0014
    東京都港区芝5-26-20 建築会館6F
    電話:03-3798-4921
    FAX:03-3798-4922
    E-mail shiage@finex.jp

 2)提出締切日 2003年1月27日(月)必着のこと。
 3)提出書類は原則として返却しない。 
5.選考
   応募論文は、日本建築仕上学会 学会賞・奨励賞選考委員会が選考する。
6.表彰
> 1)「優秀修士論文奨励賞」または「学生研究奨励賞」の賞状を授与する。
 2)表彰は、卒業式・修了式において各学校にて行う。
 3)表彰論文は研究題目、著者、指導教員および研究概要等を機関誌に公表する。
7.その他
 1)受賞した論文は、本会の大会学術講演会で発表することを原則とする。
 2)当該論文が委託研究の場合は、委託先の許可を得ること。


(推薦書→PDF(140kB))

FINEX 2002.09-10


 会 告 | 学会賞・奨励賞選考委員会
2003年日本建築仕上学会 学会賞・奨励賞 候補者応募推薦について

 日本建築仕上学会では、建築全般に関する仕上げ分野の進歩発展を図るとともに、広く建築界の発展と公共の福祉に貢献するために、建築仕上げに関する表彰制度を設け、極めて顕著な業績に対して、毎年、表彰しています。
 本年は下記の要領で、日本建築仕上学会の学会賞および奨励賞候補者を公募致しますので、応募要項をご参照の上、2002年11月25日(月)までに、候補推薦書および審査に必要な資料を提出して下さい。

2002年9月  日本建築仕上学会 会長 友澤史紀

応募要項

1.学会賞の種類
 1)功績賞:建築仕上げの発展に顕著な功績を挙げた個人に授与する。
 2)論文賞:近年中、建築仕上げに関する独創的かつ極めて優れた学術論文を発表し、建築界において高い評価を受けた者に授与する。原則として本会会員とする。
 3)作品賞:近年中に竣工した建築作品において、社会的、文化的見地から極めて高い水準が認められ、作品全体および建築仕上げの面から、学術・芸術・技術の総合的発展に寄与する優れた作品に授与する。受賞者は設計者ならびにその作品で極めて優秀な施工品質を確保した施工者(施工者が複数の場合にはその代表者となる施工者)とする。また、その作品が特定の建築仕上げで特に優れた技術・技能を発揮した工事がある場合には、工事担当者(複数の場合にはその責任者)に授与する。原則として本会会員とする。
 4)技術賞:近年中に、建築仕上げに関する独創的かつ極めて優れた技術上の業績を挙げた者に授与する。原則として本会会員とする。
 5)技能賞:建築仕上げの技能に関する分野において、極めて優れた技能、技術あるいは知識を有する者に授与する。原則として本会正会員(個人または法人)、または賛助会員に10年以上所属する者とする。
2.奨励賞の種類
 1)論文奨励賞:近年中に、建築仕上げに関して独創的かつ優れた学術論文を発表しており、かつ、その将来性を建築界から期待される者に授与する。原則として本会会員とする。

3.審査対象
 1)本会会員が推薦したもの。
 2)本会の各常設委員会が推薦したもの。
 3)研究機関・団体および職場が推薦または応募したもの。
4.審査に必要な資料
 1)推薦書(本誌に掲載した本会所定の様式で、これのコピーでも可、A4サイズ)
 2)業績を詳しく説明する資料(業績説明書・職務経歴書など:形式は任意とする)
   なお、審査の必要上、更に詳細な資料の提出を求めることがある。
 3)資料は下記宛に、11月25日(月)までに提出する。
   提出先(問い合わせ先):
     「日本建築仕上学会 学会賞」係
      〒108-0014
      東京都港区芝5-26-20 建築会館6F
      電話:03-3798-4921 
      FAX:03-3798-4922
      E-mail shiage@finex.jp

 4)資料の製作費、その送料等は推薦または応募するものの負担とする。
5.資料の取扱い
 1)資料の返却を希望する場合には提出時に申し出る。
6.その他
 1)各賞とも該当する業績がなければ、表彰しないことがある。
 2)各賞に重複して応募することはできない。
以上

(推薦書→PDF(100kB))

FINEX 2002.09-10


 会 告 | 企画事業委員会
第28回 日本建築仕上学会 見学会のご案内
現在、東京、いや日本で一番建設クレーンが多くそびえる地域は汐留と品川です。
 今回は汐留再開発エリアの中でも最も北側に位置し、銀座・霞ヶ関・丸の内などの主要市街地に隣接する汐留B街区で建設中の「(仮称)汐留AMタワー」の見学です。
 「(仮称)汐留AMタワー」は、地上43階、地下4階建のオフィスビルと隣接する地上3階建の商業ビルから構成されており、特にオフィス部分については、国際的な金融機関や高度なITインフラを必要とする情報通信関連企業などの先進的な企業のニーズにも応えられる設備仕様を備えるとともに、1フロア約850坪という広さを確保するなど、21世紀を代表するオフィスビルにふさわしいポテンシャルを備えた計画となっています。
次世代オフィスの最前線を見る絶好の機会といえるでしょう。
 なお、「(仮称)汐留AMタワー」と3社地下共用部分の設計はケビンローシュ・ジュンディンカルー・アンド・アソシエイツ、(株)日本設計が行い、(株)竹中工務店が施工、平成15年1月に竣工が予定されています。

見学会 開催要領

名 称:第28回 日本建築仕上学会 見学会
場 所:(仮称)汐留AMタワー
日 時:2002年9月12日(木) 14時〜

集 合:現地集合・現地解散 (詳細は参加者へ追ってご連絡いたします)
定 員:20名 (定員になり次第締め切らせて頂きます)
参加費:1,000円/1名 
  (見学会実費のみ。交通費等は含まれておりません)
申込み方法:日本建築仕上学会
   事務局宛にFAXまたはE-mailでお申し込み下さい。

問い合わせ先:日本建築仕上学会 事務局
 TEL 03-3798-4921
お申し込みはE-mail:shiage@finex.jp

「第28回 日本建築仕上学会 見学会」と明記し
 氏名  :
 会員番号:
 会社名 :
 所属  :
 連絡先住所:〒
 TEL :
 FAX :
 E―mail :
以上の項目を入力して下さい。

FINEX 2002.07-08


 会 告 | 
2002年日本建築仕上学会大会学術講演会  − 第13回研究発表会 −
第1日  平成14年9月4日(水)→詳細

開場           9:30
 開会挨拶        9:55〜10:00
 材料開発       10:00〜10:45
 下地コンクリート   10:45〜11:45
 耐久性試験      13:00〜13:45
 耐久性塗料      13:45〜14:30
 作品賞受賞者記念講演 14:45〜15:45
 耐汚染・光触媒    16:00〜17:00
 タイル        17:00〜17:45
 懇親会        18:00〜

第2日  平成14年9月5日(木)→詳細

 開場         9:30
 計画         9:45〜10:45
 都市景観      10:45〜11:45
 ライフサイクル計画 11:45〜12:30
 建材のリサイクル  13:30〜14:30
 VOC       14:30〜15:15
 外装材       15:30〜16:45
 シーリング材    16:45〜17:45
 閉会挨拶      17:45

会場 東京大学(本郷)山上会館 大会議室
   〒113-8654 東京都文京区本郷7−3−1
   TEL 03-5841-2320、03-5841-2330
   地下鉄 南北線東大前駅、
   丸の内線本郷三丁目駅よりそれぞれ徒歩10分
   ※ 駐車場がございませんのでお車でのご来場はご遠慮下さい。

費用 大会参加費   会 員 1,000円
  (準会員は無料) 会員外 4,000円
   研究発表論文集 会員外 6,000円 
  (会員には事前に配布)

お問合せ
 日本建築仕上学会
 〒108-0014
 東京都港区芝5−26−20 建築会館6階
 TEL 03-3798-4921 FAX 03-3798-4922
 E-mail shiage@finex.jp

2002年8月吉日


 会 告 | 企画事業委員会
都合により中止になりました。 第13回 海外仕上げ調査団のご案内 

 昨年は緊迫する海外情勢を考慮し取り止めとした海外仕上調査ですが、今年は活気に満ちあふれた街ホーチミン市とベトナム最後の王朝遺産を残す古都フエの2都市を訪問します。
 会員の皆様におかれましては多数ご参加されますようご案内申し上げます。
 なお、詳細につきましては、次号にてお知らせ致します。

期間:2002年11月23日(土)〜27日(水)  費用:14万円程度(予定)
定員:20名
申込先:日本建築仕上学会 事務局
TEL 03-3798-4921 FAX 03-3798-4922
E-mail shiage@finex.jp

FINEX 2002.07-08


 会 告 | 編集委員会
日本建築仕上学会機関誌「FINEX」“有識者に聞く 21世紀を考える”−原稿執筆のお願い−

会員各位殿

日本建築仕上学会
  編集委員会
委員長 杉本 賢司

拝啓、残暑の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素から本会活動に多大なご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、当学会誌FINEXでは、11/12月号(11月末発行予定)において、「有識者に聞く 21世紀を考える」と題し、下記主旨のもと特集を企画しております。つきましては、大変ご多忙とは存じますが、会員の皆様にご執筆をお願い申し上げる次第です。急なお願い申し訳ございませんが、何卒ご協力下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
なお、ご不明な点などございましたら、お手数ですが下記までお問い合せ下さい。


内 容:原稿執筆
特集名:有識者に聞く 21世紀を考える
テーマ:若い人に望むこと、
    次のビッグプロジェクト、
    新材料・新工法 など(タイトル自由)
掲載誌:日本建築仕上学会機関誌「FINEX」
    平成14年11/12月号(11月末発行予定)
分 量:本文600字+タイトル+執筆者名・所属
   (顔写真をあわせてご提出下さい)
締 切:平成14年10月1日
提 出:原稿ご提出の際は、氏名、所属、連絡先を添えて下さい。

また、データは、E-mailまたは郵送にて下記までご提出下さい。

●お願い
・原稿は出来るだけワープロまたはパソコンで作成し、プリントアウトしたものを御提出下さい。
・電子データで入稿される場合は、「テキスト形式」(文字だけの形式で保存)またはマイクロソフト社
 「ワード文書形式」として保存したFDを郵送またはEメールに添付して送信願います。
・顔写真はプリントしたものまたはデジタルデータのものをご用意下さい。

●原稿提出・問合せ先
 株式会社テツアドー出版  FINEX編集担当 鈴木 拓
 〒165-0026 東京都中野区新井1-34-14
 TEL 03-3228-3401 FAX 03-3228-3410
E-mail:
tad@refo.jpまたはt-suzuki@refo.jp

2002年8月吉日

 会 告 | 企画事業委員会
第8回建築リフォーム&リニューアル展に出展

 建築リフォーム&リニューアル展は、マンション・ビルの改修見本市として平成元年の開催を皮切りにこれまで7回開催されている。建築関連の展示会は、様々なテーマで行われているが、ほとんどは建築設備展、材料展などの分野別の展示会に終始しているが、本展示会は、コンクリート建築物に関する展示会としてはわが国で唯一の技術展とあって、各方面から注目を浴び高い評価を得ている。
 本会では初めての試みとして本展示会に出展し、広く広報活動を展開することとしている。会員諸氏の多数の参加を期待致します。

■建築リフォーム&リニューアル展の概要
主  催:建築リフォーム&リニューアル展組織委員会
共  催:社団法人 東京建築士会
後  援:国土交通省、都市基盤整備公団、住宅金融公庫、日本建築仕上学会 ほか
会  期:平成14年6月26日(水)〜28日(金) 10:00〜17;00(最終日のみ16:30迄)
会  場:東京国際展示場「東京ビッグサイト」西展示ホール(東京都江東区有明3−21−1)
入場料:1,000円(同封の招待券をご利用下さい
出展規模:約120社・団体

◆第1回リフォーム&リニューアル設計アイデアコンテスト
 ●設計デザインコンテスト入賞作品発表と表彰式 
 13:00〜13:45 於 セミナー会場
   講評:審査委員長 鈴木エドワード氏(建築家)
  「リフォーム・リニューアルによって快適性向上や使いやすさの向上、再生・保存などを意図したアイデアとアイデアを
  活かした実例」を課題とした第1回リフォーム&リニューアル設計アイデアコンテストの表彰式を行います。展示会場内に
  入賞作品の展示を行います。
主催:建築リフォーム&リニューアル展組織委員会 後援:株式会社テツアドー出版

◆集合住宅改修セミナー◆
 劇団による「マンション管理組合物語」上演と併せて、マンションや団地などの集合住宅の改修に係わる、最新技術を紹介するセミナーを開催します。

◆セミナー(参加無料 テーマ及び講師は変更する場合があります)
○6月26日(水)
13:45〜「団地再生」
 講師:東京大学大学院助教授・松村秀一氏
14:30〜「森ビルのリニューアル手法」 
 講師:森ビル(株)設計部建築技術グループ課長・伊東昭博氏
15:15〜「集合住宅のストックの現状とリフォームの需要」
 講師:(株)東急コミュニティー リニューアル部長・初島宏明氏

○6月27日(木)
13:00〜「防犯リフォームのポイント」
 講師:(株)マヌ都市建築研究所取締役・山本俊哉氏
13:45〜「ホテルを病院へ〜用途変更事例」
 講師:(株)伊藤喜三郎建築研究所横浜支店長・名取政春氏
14:30〜「文教施設改修の考え方と事例」
 講師:(株)日建設計設計室設計長・村山博美氏
15:15〜「高齢者対応とリフォーム」
 講師:(株)高齢者住環境研究所所長・溝口千恵子氏

○6月28日(金)
13:00〜「ビルの防災対策と安全性」
 講師:(株)日建設計防災計画室長・福井潔氏
13:45〜「屋上および壁面緑化の動向」
 講師:東邦レオ(株)環境事業部長・前田正明氏
14:30〜「ビルの省エネリニューアル」
 講師:新日本空調(株)
    リニューアル事業部設計部課長・坂下行範氏

FINEX 2002.05-06

 | 学術委委員会 環境宣言検討委員会
「環境宣言」を策定

 ご高承のように、地球を取り巻く環境は大気環境汚染、水環境汚染、土壌環境汚染、生態系破壊ならびに温暖化ガス排出による地球温暖化等々多くの問題に直面しており、国際的にもそれらへの対応が大きな課題となっております。
 このような社会的な動向に鑑みて、本学会における学術委員会では環境の世紀といわれる21世紀を迎え、本学会がこれまでに培ってきた技術を活かし、またこれからの技術開発を通じ、環境負荷に直結する資源利用、材料生産、流通、使用、廃棄の各段階において環境保全に配慮し、よりよい地球環境の存続に向けてリーダーシップを発揮することが責務であると認識し、会員である建築仕上関連団体とともに、地球環境の保全を目指した本学会としての宣言を採択して、環境に配慮した各団体独自の運用指針を制定し、広く社会にその重要性を訴えることを企画致しました。
 そこで、昨年10月から本年3月まで、理事会のもとに環境宣言検討委員会(委員長:近藤照夫副会長)

を設置して、「環境宣言」を作成致しました。委員会にご参加いただいた会員には、短期間に熱心な審議をいただき、時宜を得た「環境宣言」をとりまめることができたと考えております。
 また、委員会に参画されなかった建築仕上関連団体につきましても、「環境宣言」案を検討していただき、ご賛同を得た団体は協賛団体として「環境宣言」に団体名を掲載させていただきました。
 このようにして作成致しました日本建築仕上学会「環境宣言」を広く社会に公表して、私達会員の今後の活動に対する規範とするものであります。また、建築仕上げに関連がある皆様方にも、活動のご参考にしていただければ、本学会としては幸甚でございます。

日本建築仕上学会
学術委員会
環境宣言検討委員会

環境宣言

 私たちは現在、これまでの大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会経済活動により生じた大気環境汚染、水環境汚染、土壌環境汚染、自然破壊などの環境問題ならびに温暖化ガス排出による地球温暖化問題に直面しています。
 建築は、私たち人類の生存、活動の基盤として不可欠のものですが、その造り方、使い方次第によって、これらの環境問題に多大な影響を与えます。建築仕上分野に携わる立場として、私たちが21世紀に果たさなければならない役割は、環境負荷を生み出してきた資源・エネルギーの大量消費から脱却し、環境に配慮した建築と社会を構築することであると考えています。
 環境は、人類を含む地球上の全生物が生存する基盤であり、現在と将来における全生物およびその子孫が共有すべき資産であります。
 このような背景にあって、日本建築仕上学会は、これまでに培ってきた技術を活かし、またこれからの技術開発を通じ、環境負荷に直結する資源利用、材料生産、流通、使用、廃棄の各段階で環境に配慮し、よりよい地球環境の形成に向けてリーダーシップを発揮することが責務であると認識し、会員である各建築仕上関連団体とともに、環境に配慮した独自の運用指針を制定し、人類の持続可能な発展の基盤を整備していくことを宣言します。

(1)高耐久・長寿命
 高耐久性および高い建築物保護機能をもつ材料・工法の研究開発を推進し、建築物の長寿命化と良好なストックの保全に努めます。
(2)自然共生
 有害化学物質を含有する仕上材料からの脱却を図り、生態系異常・自然破壊の抑制に努めます。
(3)省資源・循環
 廃棄物の削減、資源の再生利用を促進し、限りある資源を有効に活用します。
(4)健康・安全
 シックハウス対策や障害者・高齢者等に配慮した事業活動を行い、国民の健康と安全を確保します。
(5)景観
 自然素材や景観保持機能に優れた仕上材料の活用・開発により、国民に精神的な安らぎを与え、我が国独特の風土を生かした美しい国土の保全に努めます。

2002年3月

日本建築仕上学

アスファルトルーフィング工業会、ALC協会、MS工法協議会、建設用接着剤協議会、合成高分子ルーフィング工業会、(社)石膏ボード工業会、(社)全国建設室内工事業協会、(社)全国タイル業協会、全国ビルリフォーム協同組合連合会、全国マスチック事業協同組合連合会、(社)全日本瓦工事業連盟、都住供防水工事業協同組合、日本ウレタン建材工業会、日本外壁仕上業協同組合連合会、日本外壁防水材工業会、日本建築仕上材工業会、日本樹脂施工協同組合、(社)日本タイル煉瓦工事工業会、(社)日本塗装工業会、(財)日本塗料検査協会、日本塗り床工業会、日本壁装協会、(社)日本左官業組合連合会、(社)全国防水工事業協会

FINEX 2002.05-06


 会 告 | 企画事業委員会
第27回 日本建築仕上学会 見学会のご案内

 第27回見学会は、古くから受け継がれる歴史や文化を大切に残している滋賀県近江八幡市の街並み探訪と、工業化住宅の高精度部材を供給している積水ハウス株式会社 滋賀工場の見学です。

見学会 開催要領

名  称:第27回 日本建築仕上学会 見学会
場  所:? 歴史の街 近江八幡 街並み探訪
     ・建築家ヴォーリズ記念館 ・旧西川家住宅 ・かわらミュージアム ・八幡堀、他
? 積水ハウス株式会社 滋賀工場の見学
日  時:2002年5月26日(日)〜5月27日(月)
集  合:5月26日(日)11時40分 JR 近江八幡駅
 宿 泊:ホテルボストンプラザ草津/JR草津駅前
     (詳細は参加者へ追ってご連絡いたします)
 解 散:5月27日(月) 工場見学後、現地解散
定  員:10名 (定員になり次第締め切らせて頂きます)
参 加 費:1,000円/1名 (見学会実費のみ。交通費、宿泊費、食事代、入館料等は各自負担)
申込み方法:日本建築仕上学会 事務局宛にFAXまたはE-mailでお申し込み下さい。

問い合わせ先:日本建築仕上学会 事務局
 TEL 03-3798-4921
お申し込みはE-mail:shiage@finex.jp

「第27回 日本建築仕上学会 見学会」と明記し
 氏名  :
 会員番号:
 会社名 :
 所属  :
 連絡先住所:〒
 TEL :
 FAX :
 E―mail :
以上の項目を入力して下さい。

FINEX 2002.03-04


 会 告 | 大会実行委員会
日本建築仕上学会 2002年大会学術講演会(第13回研究発表会)開催のご案内

 2002年大会学術講演会を下記の要領で開催いたします。会員の皆様には、発表論文
の応募、大会への参加に、積極的に御協力の程、お願いいたします。

・開催日時:2002年9月4日(水)〜9月5日(木) いずれも9時30分〜17時(予定)
・開催場所:東京大学(本郷) 山上会館 大会議室
・交  通:地下鉄 丸の内線 「本郷三丁目」、南北線 「東大前」 下車
      JR 「御茶ノ水」、「上野」からスクールバス 「東大病院前」 下車
・発表申込み締切 :2002年5月20日 (月) 17時
・発表論文提出締切:2002年6月24日 (月) 17時
・論文講演者:本会会員に限る。
 なお、発表申込み及び発表論文提出に際しては、研究発表論文応募規定並びに研究発表執筆要領をご参照ください。

研究発表論文応募規程

1.内  容 応募論文は、建築仕上げに関する最近の研究成果、工事記録、統計資料、調査結果等をまとめたもので、特に本年は建築が抱える下記に示す今日的な課題に積極的な応募を期待したい。
 ・資源循環 ・健康配慮 ・ユニバーサルデザイン
なお、応募論文は未発表のものとするが、本会学術研究事業で、成果等を既に機関誌または報告書で発表したもの、並びに他学会論文集等に発表したもので、特に建築の仕上げに関連の深いものはこの限りでない。
2.発表資格 講演発表者は本会会員とする。ただし、共同発表者は非会員でも可とする。
3.応募方法 所定の研究発表申込書(申込書は事務局にご請求下さい。)の提出をもって発表申込みとする。
研究発表申込書はファックスあるいはE-mailによる送付でも受け付けるが、発表論文のファックスあるいはE-mailによる提出は受け付けない。
4.応 募 先 日本建築仕上学会 大会論文係
〒108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館6階 
電話:03-3798-4921 FAX:03-3798-4922
E-mail:shiage@finex.jp
5.応募期限 研究発表申込書の応募締切→2002年5月20日 (月) 17時
発表論文の提出締切   →2002年6月24日 (月) 17時
※ いずれも郵送の場合は同日の消印有効。
6.発表方法 発表の方法は口頭発表とする。なお、口頭発表に際してはできるだけOHPあるいはスライドを併用する。>
7.採  否

研究発表申込書及び発表論文の採否は、大会実行委員会が決定する。
次の条項等に照らし、大会学術講演会の発表内容として不適当と認められるものは採択しない。

a.同一または類似の研究発表が既に行われているもの。ただし、既発表の研究内容を前進させたものはこの限りではない。
b.内容が商業宣伝に偏したもの(商品名の使用は不可)。
c.応募規程に反するもの。
d.論文に記した説明が著しく不十分なもの。
e.論文の論旨が不明確なもの。

8.費  用 発表登録費及び大会参加費は、表-1による。数題にわたって応募する場合も発表登録費は1題ごとに徴収する。
表-1 発表登録費及び大会参加費

種 別

発表登録費

参 加 費

論文集頒布費

正 会 員

3,000円/1題

1,000円

(4,000円※)

準 会 員

2,000円/1題

無料

(3,000円※)

非 会 員

4,000円

6,000円
※ 論文集は全会員に無料配布されますので、これは追加希望者向けの参考価格です。
9.論 文 集 研究発表論文集は、大会開催前に全会員に無料配布する。
10.著作権 研究発表論文集に掲載された研究発表梗概の著作権は著者が有するものとし、本会は出版権をもつものとする。

FINEX 2002.01-02


 会 告 | 学術委員会
セミナー 「建築仕上げ材料とVOC(揮発性有機化合物)問題」 開催のご案内

 シックハウス問題は、依然として、建築分野において対応を迫られている大きな課題であります。昨年度の品確法の告示改正においても、住宅性能表示制度に関して新たに「室内空気中の化学物質の濃度の実測」が追加されました。また、現在、建築基準法の改正においても室内空気汚染に対応することが検討されています。
 このような背景にあって、建築仕上げ材料等からのホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)の放散は直接的に室内空気汚染と関係しています。また、このような問題に積極的に対応した技術開発も活発になり、新たな内装仕上げ材料も開発されてきています。
 今回のセミナーでは、このような室内空気汚染対策に関する最新動向を解説します。先ず、品確法の改正における動向を説明した後、建築工事における実際の対応例を解説します。更に、(社)住宅生産団体連合会が昨年度改正した「住宅内の化学物質による室内空気質に関する指針」を説明し、それを踏まえて建材メーカーの対応状況の例を解説します。
 休憩後は、室内空気質問題に対応した仕上げ材料の開発例について紹介します。最後に、建築材料から発生するVOCの測定法についても解説します。
 室内空気汚染問題に関心のある建材メーカー、建築業者、設計者、発注者等の幅広い参加を期待いたします。

 プログラム

開会挨拶    13:00〜13:10
1 品確法における告示改正とVOC問題の動向 独立行政法人 建築研究所
 本橋健司

13:10〜13:50
2 建築工事における材料選択とVOC濃度の制御 大成建設(株)技術センター
 市原英樹

13:50〜14:30
3 住団連・建材メーカーにおけるVOC問題への対応 松下電工(株)
 藤田清臣

14:30〜15:10
休憩      15:10〜15:20
4 室内空気汚染問題に対応した仕上げ材料(その1) 大塚化学(株)
 原一男

15:20〜15:40
5 室内空気汚染問題に対応した仕上げ材料の開発(その2) ロックペイント(株)
 田村昌隆

15:40〜16:00
6 室内空気汚染問題に対応した仕上げ材料の開発(その3) 関西ペイント(株)
 才川圭一郎

16:00〜16:20
7 建築材料から放散されるVOCの測定法 ジーエルサイエンス(株)
 星野邦広

16:20〜17:00
閉会      17:00

山上会館の地図

開催日時:平成14年3月25日(月)13:00〜17:00
会  場:東京大学 山上会館 大会議室
     東京都文京区本郷7−3−1
交  通:地下鉄 丸の内線 「本郷三丁目」、南北線 「東大前」 下車
   JR「御茶ノ水」、「上野」からスクールバス 「東大病院前」 下車
参加費:会員 5,000円  会員外 7,000円(テキスト代含む)
参加費は、当日受付でお支払い下さい。
定員:90名(定員になり次第締め切ります)

 セミナー 「建築仕上げ材料とVOC(揮発性有機化合物)問題」
 氏 名: 会員番号: 会社名: 所属:
 連絡先住所: 電話 FAX E-mailを明記の上


申込み方法:日本建築仕上学会 事務局宛にFAXまたはE-mailでお申し込み下さい。
      FAX 03-3798-4922
      E-mail shiage@finex.jp
問い合わせ先:日本建築仕上学会 事務局 TEL 03-3798-4921

FINEX 2002.01-02